夏の思い出with G

10月 16日(水)

夏になると思い出す、ミスターG(ゴキブリさん)との思い出の数々。その中の一つ、あれは私が小料理屋さんで働いていたときのこと。飲食店なのでGの出現は完全にNG。けれど路地沿いの一階にある店内には、ドアの開け閉めで入店されるGもちらほら。見つけた時は即座に抹殺する、客がいるときは出来るだけ悟られないようにしつつ、抹殺。私は大の虫嫌いなので、見つけたら即オーナーに報告し、抹殺のサポート。

しかし、その日は違った。

オーナーが親しくしている沖縄の企業の社長さんが、県外からのお客さん達と一緒に貸し切りで入店。この来沖でかりゆしウェアを新調したと言い、楽し気な会話で賑わう店内。忙しく料理を運ぶ私。両手に料理を持ち客席に向かった瞬間、目に飛び込んできた違和感。県外からのお客さんご自慢の、新調された綺麗な柄のかりゆしウェアを着た肩の上に、一匹のG。手乗りインコならぬ、肩乗りG。県外の人が見ると沖縄のGは大きいというけれど、私が見ても引くぐらい大きなG。

一瞬、頭が真っ白になり「見なかったことに…」という思いがよぎったけれどもそういう訳にもいかず。そうしてるうちに、すぐに隣の席の客が気付き、あたりは大混乱へ。Gに肩を貸していた人は慌てふためき座敷から転倒。皆おしぼり等を振り回しながら格闘し、慌てて厨房から出てきたオーナーも参戦しつつ、最後は社長さんが仕留めてその場は収まりました。

その後も変わらぬお付き合いをしていただいた社長さんに感謝しつつ、私は店を辞めました。

皆さん元気かなぁと思う、夏の日でした。

(沖縄支店)

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